Voz de Estrellas.

躁うつ病と戦いつつも趣味に生きるオトコの一代記。

結局足止めで。地震と公演の葛藤。

前回の記事で「行ってきます!」な訳だったのですが。
ご存知のとおり、大阪北部で震度6弱という交通網が壊滅した地震がありまして。見事にハマってしまったのです…

朝、事の重大さに気づく。

その日は朝食を食べて浴槽に湯をためてのんびりと浸かって…
そこから準備していざムラ(宝塚大劇場)へ…だったのです。
そしたら、縦に一発、横に数発…という感じで揺れました。
結構な揺れだったのですが、地震の少ない広島というところ(さすがに芸予地震でしたっけ、震度5強レベルはありましたが)なので「震度5ぐらいでしょ」と思っていたのです。

そしたら「大阪北部震度6弱」という表示。
ナダルじゃないですがこりゃやべぇな、と思いました。

やるのかやらないのか、の前に。

とりあえず風呂には入って落ち着かせ、妻とニュースを見ながらこれからどうするかを共に考えていました。
でも、流れてくるのは交通網の壊滅。JR、阪急とムラへ行けるルートは止まっていて、まず新大阪(泊ってたところ)から梅田にどう行くかとなりました。
そしてよぎったのが「果たして今日は公演するのだろうか?」ということ。さすがに阪急が止まっていてはムラに行ける人はいないだろうって。客が果たして来れるのか?ですよね。

でも、その前に自分たちがどこまで行けるのか。そして果たして家に帰れるのか。

新大阪から梅田までの徒歩。

結局、新大阪駅でJRも地下鉄もバスもタクシーもダメという現実に直面したため、梅田まで歩くことに。Googleで調べたら歩いて50分弱でした。
歩く。橋を渡る。そして空を見上げる。
思ったことは「テレビに映るなよ」でした。せっかく取得した有給休暇、それを地震の映像で晒されるとなると…恥ずかしい。

人についていって歩くこと数十分。Googleマップを見つめて息をつく。登山もやってるのに登山よりキツイ。たぶん精神的なものが大半でしょう。

結局45分くらいで梅田に着きました。
そこで絶望を覚えるという…

結局やる劇団。絶望する一客。

絶望したのが劇団のホームページをチェックしたときに「開演時間を1時間繰り下げて14時(当初は13時開演だった)開演予定」だったのです。こちらは梅田で全線不通の状態で悲しんでいるのに。

このとき11時半だったでしょうか。
妻は決断しました。「まずは新大阪に戻って今日中に家に帰る」という選択でした。つまり公演は諦めるということです。ま、払い戻しをするということらしかったので。
しかし、タクシーは来ない。バスも来ない。しかし待つしか方法はない。バス停で行列に並んで1時間くらいはあったでしょうか。別ルートとりたいな…と何度も思ったのでした。
しかし、こんな時に女性は強いのか。妻は別の公演に行ける日程を探していたのです。そしてスマホで予約していくという。

結局、すし詰めのバスで新大阪に戻った時は公演は始まってましたし。妻の判断は正しかったのです。

今回学んだこと。

その後は遅い昼食を摂り(だるまで一杯やるというw)、復旧した新幹線(グリーン車以外すべて自由席!)に乗って広島まで帰ってきました。

今回学んだこと。
とにかく、じっくりと考える。考えた分だけ答えが出てきて、その分判断材料ができるというのがわかりました。
結局、2人で考えた結果、いいこと悪いことありましたが、判断としたら悪くなかったと思います。

そして、大都市での交通網壊滅というのがどれだけ凄いのかがわかりました。田舎者なもので。

最後に今回の災害で被災された方につきましては、心よりお見舞い申し上げます。